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March 27, 2013

ドル円相場の印象

Longchartusdjpy1dキプロスへの支援を巡るゴタゴタは、一応落ち着いたかのように見えるところで、ドル円相場(日足)を確認してみます。

一番大きな押し目は2月下旬。
イタリア選挙の結果が市場に不安感を与えた時です。

一気に3円以上も下落する大きな陰線が残されました。

しかしその後は話題に上がることも少なく、ドル円相場はすぐに元の軌道に回復しました。

イタリアは未だに組閣出来ていないのですが、イタリアにまともな政府が存在しないのは平常(?)、ということでしょうか。

今回のキプロス問題は、ドル円相場に関していえば、ショックにもなっていない、というくらい軽微です。

無論、円安の勢いが以前より弱まっていることは事実ですが、それは短期間に20%も動けば当たり前の話。

短期的には、キプロス問題が一段落した割りには円安の勢いが回復しない、という印象がありましたが、チャートでは元々がスピード調整に近いような動きなので、極論すれば「別にキプロスで下がった訳じゃ無いから」とも見えます。

モチロン、ユーロ絡みの相場に関しては全然別の感想になるでしょうが。


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