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March 25, 2013

住宅価格の上昇は中国のジレンマ

Aibz747_cprop__ns_20130318114803ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、中国の70都市の住宅価格は、2月に平均で前月比1.01%上昇し、上昇幅が1月の0.54%から加速。
これは、統計局が新計算方式を導入した2011年1月以来、最も高い数字。

中国の地方政府は不動産投資ファンド化し、その債務総額はGDPの3割とも4割とも言われており、昨年の中央政府の引き締め策には、地方から強い反発があったとも報道されています。

党の安定のためには、不動産マーケットのハードランディングは絶対に避けなければならないところですが、一方で国民の間の格差は社会不安を煽っており、これ以上の住宅価格上昇は共産党統治の正当性を揺るがす可能性が大。

とはいえ、今や最大の利益集団と化した共産党の中で、本格的に富の再分配を促すような政策は採用されにくく、正論を語り過ぎれば、党内でゴルバチョフ化して権力基盤を失います。

特に軍を押さえることは最重要。
良く知られているように、習近平の妻は現役の軍人(少将)です。

胡錦濤、温家宝政権が、結局は政治の民主化や格差是正を進められなかったことが示しているように、権益の柵みだらけとなった政権は、簡単には舵を切れない恐竜状態。

このまま巨大な軍事主導国家として統制を強めるのか、何かのきっかけで再び農民革命が起こるのか。

・白蓮教徒の乱(1796~1805)
・太平天国の乱(1851~64)
・毛沢東の共産主義革命(1921~1949:共産党創立から中華人民共和国設立)

近代における農民革命は概ね50年~60年間隔で起こっていますから、歴史に倣うなら、そろそろ良い頃ではあります。

政権には、かつてないほど強大な人民解放軍という武器がありますが、民衆にはネットという新しい武器があります。

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