日本の貿易収支・経常収支の確認
経常収支が赤字になったからすぐに問題とか、もう成長できないという訳ではありませんが、日本が貸す国から借りる国(あるいは過去の蓄積の取崩し)になるのですから、今よりも借りる努力が必要になります。
貸し手にアピールするには、財政再建をするか、金利を上げるか。
幸い、消費税にはまだ上げる余地が残されています。
一番良いのは、運用努力によって金融資産のリターンを上げることだと思い、微力ながら頑張ります。
昨日発表された日銀資金循環統計(速報)(2012年第4四半期)によると、家計の金融資産は1547兆円。
現預金854兆円、国債保有高24兆円および保険年金準備金429兆円の一部で国債は支えられています。
債券を除くリスク資産投資は、株式106兆円、投資信託61兆円の合計167兆円で、全体の10.8%。
この比率は、米国が44.6%、ユーロエリアが21.6%です。
経常収支赤字傾向の国債に集中投資は危険なポートフォリオ。
まずはユーロ圏との距離を詰めて、15%くらいが妥当な目標でしょうか。
国家より財務の健全な企業は、たくさんあります。
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