シカゴ筋ポジションの確認(4/23時点)
(4月23日) (4月16日) (増減)
カナダドル ▲71679 ▲75913 +4234
スイスフラン 1179 ▲3253 +4432
ポンド ▲60112 ▲61975 +1863
円 ▲79730 ▲93411 +13681
ユーロ ▲34275 ▲29764 ▲4511
NZドル 27705 30808 ▲3103
豪ドル 31257 53175 ▲21918
ドル円は100円の大台に乗りません。
ひとまず「あきらめムード」も出てきました。
円ショートポジションが減少し、オセアニア通貨もロング減少です。
米国の経済指標は総じて冴えず、アメリカの長期金利は低下傾向にあります。
左図のように、ドル円と米国長期金利の方向性も乖離してきました。
既にポジションを作った海外勢が、あらたな円安材料を待っているような状況ですが、「ザ・セイホ」は単純に外債投資を増やそうとはしないようです。
足下では、円安待ち行列からの一部脱退が起こり、ドル円は昨日97円60銭近辺まで調整する局面がありました。
ドル円は2回100円トライして失敗したような格好。
先月の雇用統計や最近の経済指標も、アメリカ経済の伸びが一服する可能性を示唆しており、投資家はナーヴァスになっています。
今後も冴えない指標が出ると、大きめの調整が来てもおかしくない状況であり、その場合には96円ちょうど辺りが意識されそうです。
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