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April 06, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(4/2時点)

       (4月2日)  (3月26日) (増減)
カナダドル ▲64544   ▲62645  ▲1899
スイスフラン ▲12015  ▲12198  +183
ポンド    ▲65020   ▲66555  +1535
円      ▲78171   ▲89149  +10978
ユーロ    ▲65701   ▲49095 ▲16606
NZドル    18387    16916   +1471
豪ドル     83971    85515  ▲1544

このポジションは、4/4の黒田バズーカ砲の直前ですから、投資家としては(良い意味でも悪い意味でも)ちょっとは警戒しておかないと、といった心理状態だったかと思われます。

円ショートはポジション調整で少し減り、オセアニア通貨は様子見で殆ど動かずといったところ。

この後相場は、日銀ショックで興奮状態となりました。

4/5の東証では、三菱地所や三井不といった大型株までが一時S高。

債券先物市場では、指標10年物国債の利回りが一時0.315%と、前日つけた過去最低の0.425%を大幅に下回ったものの、その後に急激な売りを浴び、利回りは0.62%まで急上昇。
2回もサーキットブレーカーが発動しました。

夜には3月の米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数が前月比8万8000人増と市場予想の20万人増を大幅に下回り、株安かつ金利低下。
ドルインデックスは下がり、ドル建て金価格が上昇したものの、円に対しては大幅高。

「イベント通過で、目先の材料よりも日銀の大幅追加緩和による構造的変化に改めて目が向いた」といえば格好良いですが、要するに相場がカジノ化しているという印象を強く残しました。

私も含めて多くの人が、この荒々しい2日間の結果をどう解釈し、どう先を予想したら良いのか、やや頭が混乱した状態にあるのではないかと思われます。

日銀の行動はマネタイゼーションに限りなく近く、いわば「シャブ漬け宣言」です。
市場関係者は自分が儲かれば良いので歓迎コメントですが、日本経済は果たしてシャブが必要なほど痛みが酷かったのか、と言えば疑問符です。

規制緩和など通常薬を十分に試さず、いきなりシャブ打ちます、と言えば市場がハイになるのも当然。

ましてや、今まで優等生のオボッチャンイメージでしたから余計です。


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Comments

日本経済欝屈の理由はみんな分かっている、でもコンセンサス処方がない、が現実だと思いますので、今回の日銀政策はその状況での必然と感じます。

ご指摘の通りこの処方箋は劇薬です。受けるべき治療を忌避した結果副作用も強いと思います。

移民政策、構造改革、老害改革、苦しくていやなんでしょう。現代日本人は御先祖様のような根性がなくなってしまいました。

そんな黒田さんは現代日本にジャストフィットする時代の申し子だと思います。
よい子ちゃんはグローバルに順応するだけです(笑)

Posted by: BLUE | April 07, 2013 at 12:04 AM

円高時代、日本はそれなりに上手く対応していて、企業と投資家はやや苦しかったものの、労働者は痛みを分かち合い、物価は安定していました。おそらく何もしなくてもある程度円安株高の方向に動いたはず。
エンジンの調子が悪いのは余計な荷物積んでるからですが、ガソリンのせいにして不要な添加剤を加えたので、逆にトルクがピーキーになって運転しにくい状態です。

Posted by: akazukin | April 07, 2013 at 07:55 AM

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