スペイン、イタリア国債が利回り低下
何しろ米国長期金利は2%以下。
4%は魅力的に映ります。
タカ派で知られるダラス地区連銀のフィッシャー総裁(息子は俳優のマイルズ・フィッシャー)は、「今最もバブルなのはジャンクボンドだ」と語っています。
イタリア国債もスペイン国債も、ジャンクボンドのカテゴリーにあると考えれば納得できます。
最近はジャンクボンドをハイイールドボンドと言い換えて、何だか”高くて良いもの”のように見せていますが、本来はロークレジットボンドです。
昨年の安値からは10%も上昇しましたが、それでもまだ6.5%のイールドがあるようです。
「HYG」には、今ソフトバンクによるM&Aで話題の「SPRINT NEXTEL CORPORATION」や、カジノ経営の「CAESARS ENTERTAINMENT OPERATING CO」などB、Cクラスの債券が多く組み込まれています。
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