シカゴ筋ポジションの確認(4/9時点)
(4月9日) (4月2日) (増減)
カナダドル ▲71133 ▲64544 ▲6589
スイスフラン ▲10014 ▲12015 +2001
ポンド ▲69969 ▲65020 ▲4949
円 ▲77697 ▲78171 +474
ユーロ ▲50858 ▲65701 +14843
NZドル 25150 18387 +6763
豪ドル 77879 83971 ▲6092
目立って大きく動いたポジションはありません。
強いて言えばユーロショートが減少。
注目の円ショートは微減でした。
4/4に発射された黒田バズーカ砲は、格好の出口と見た投資家も多かったようです。
12日金曜日は、久々にリスクテイクポジションの一部解消が進みました。
アジア時間には前日のNY高にも関わらず日経平均下落で始まり、米3月小売売上高や4月ミシガン大学消費者信頼感も予想以下で、特に商品先物相場が下落で反応。
更には米財務省の為替報告書で、「通貨安競争を避け、競争目的で為替相場を目標としないよう求める」と円安が牽制されたことなどもあってリスクオフが加速。
ドル円は8日に発生した窓埋めまで後一歩の98円前半まで下落。
金相場は節目を割り、ロスカットも誘って大幅安。
週末要因も加わって、最近では大きめの調整局面を作りました。
どこから見ても円安のスピードが早すぎると皆が思っていたところに、売り材料が多く出ました。
金価格の弱気相場入りはドルが強いことの逆数でもあり、円安ドル高の基本トレンドはまだ維持されていると思われますが、この調整を踏まえても円安は急ぎすぎ。
日本初の過剰流動性に期待して、良い材料にだけ反応するという都合の良い相場が一部に見られたので、市場の健全化機能が働いたようです。
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