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May 05, 2013

マレーシア下院選挙

Map今日はマレーシアの下院選挙が行われます。

マレーシアの政治家と言えばマハティール。

彼が率いたマレーシアの与党連合「国民戦線」は、1957年の独立以来長年、議会の圧倒的な多数を占め、工業化を進めるとともに海外からの投資を呼び込み、東南アジアの優等生と言われるまでの経済成長を実現しました。

マハティールが引退してから10年。
国民戦線は前回選挙で3分の2を割り、その圧倒的な支配にも陰りが見えています。

現在の首相は、第二代首相アブドゥル・ラザクの息子ナジブ・ラザク。
名門による世襲といったところです。

対抗する野党「人民連合」を率いるのは、以前副首相をつとめたアンワル・イブラヒム氏。

アンワルは元々はマハティールの右腕でしたが、アジア通貨危機の際、財務大臣だった彼はマハティールと対立。
98年には政権を追われ、その後に同性愛罪で逮捕。
アンワル側はこれを政治的な陰謀と主張しています。

選挙の争点は2009年衆院選と似ています。

長期政権による利権の集中や腐敗、マレー系住民を教育や就職などで優遇する「ブミプトラ政策」の是非。
都市部の中間層や若者などは新しい風を求めていますが、野党は寄り合い所帯で政権担当能力は未知数。

現在の情勢は僅かに与党有利のようですが、与党が僅差で勝てば選挙に不正があったと野党が騒ぎ出す可能性があり、野党が勝てば日本の政権交代のような混乱が発生する可能性があると思われます。

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