FOMCはなぜ表現を変えたのか
5月1日のFOMC声明文はこちら(ロイター)。
注目されているのは、
『雇用市場またはインフレの見通しの変化に応じ適切な政策緩和を維持するため、FOMCは買い入れのペースを加速もしくは減速させる用意がある(prepared to increase or reduce the pace of its purchases)。』の部分。
一方的な緩和策解除方向への観測を打ち消し、最近の冴えない経済指標による悲観に対し、「大丈夫、悪ければまた考えるから」というバーナンキプットを再確認させたということでしょうか。
これは為替市場でのドル円買いに対しては警告。
低下する米国金利には援軍。
深読みすると、今夜の雇用統計指標は悪いので、先手を打っておきました、ということでしょうか。
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