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May 03, 2013

米雇用統計は堅調

アメリカの、4月の非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比16万5000人の増加。
予想の15万人増を上回り、3月の増加数は8万8000人から13万8000人に上方修正されました。
また、4月の失業率は7.5%と、3月から0.1ポイント低下し、2008年12月以来の水準。

事前の経済指標に弱いものが多く、ADP雇用統計も予想を下回っていたため、全体に弱気ムードが支配しているように感じられましたが、結果はしっかりした数字でした。

4_2グラフは棒グラフが単月、折れ線グラフが5ヶ月移動平均です。

移動平均線はやや下向きですが、上昇基調の中での踊り場といったところであり、他の経済指標が「まだら模様」である事とも整合しているように思われます。

様々な振幅はあるにせよ、依然として住宅価格の戻り基調が内需を下支えしていると考えて良さそうです。

Photoグラフはケースシラー住宅指数ですが、2月は前年比+9.3%と力強さを増してきました。

このチャート形状は、ダブルボトムでネックラインを越えた買いサインと見ることも出来るので、基本的には明るく考えて良いと思います。

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