NY株が最高値更新
ドル円チャートには短期的な行き過ぎ感があり、2円程度の調整はない方が不思議といった状況に見えますので、一定の注意が必要かと思われます。
短期よりも長期の金利上昇率が高く、いわゆる「イールドカーブが立ってきた」状態。
一般にこれは、景気上昇のサインであり、短期で借りて長期で貸す銀行収益にプラスというのが、教科書的な解釈です。
黒田総裁は、まずは金利低下が株高と積極的な銀行融資を促し、しかる後にインフレ期待が醸成して長期金利上昇というシナリオをお持ちであっただろうと思われますが、1ヶ月半も経たずにシナリオのクライマックスに向かい始めているということでしょうか。
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