J-REIT指数の確認(6/21時点)
J-REIT指数と日経平均の半年間を大雑把に比較して見ると、図体の小さいREITは先行して買われ過ぎとなり、4月に早くもピークアウト。
後を追うように日経平均が5月後半から本格的調整開始。
今日は日経平均が+216円と、自律的に反発。
両者を比べると、J-REITの方が悲観されすぎているので、むしろアップサイドがあると楽観的に見ることも可能です。
なお、世界的な金利の上昇傾向によって、世界のリートにもアゲインストの風が吹いています。
グラフは「DOW JONES EQUITY REIT INDEX」ですが、この1ヶ月で2割近くも急落。
コロニーキャピタルが予定していた戸建て賃貸住宅REITの上場は延期されました。
米国長期債市場は、金利上昇を織り込みに行くスピードが性急です。
米国CPIは前年比+1.7%と比較的安定しているのですから、アメリカの金利正常化は、もっと緩やかに実現されるのが望ましい姿であると考えられます。
高速取引だのシステムトレードだとかが増え、市場はやたらとセッカチで一本調子になり、本来人間が感覚的に持っている「そりゃあ行き過ぎだろう」という自然なブレーキが効きにくくなっています。
美人投票は、人間が主役で良いのです。
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