米国債のバタフライスプレッドが高い
この記事の中では、バタフライスプレッドの計算式が示されていませんが、「5年金利×2-(2年金利+10年金利)」。
すぐに金利が上がると思うなら、2年債だって嫌われるはずですが、そこまで早く本格的な金利上昇が来るとは思わない。
しかし、2~5年以内にはほぼ確実に起こると考えるなら、一番避けたいのは5年債。
金利上昇を前提とするなら、10年債も嫌われるように思われますが、金利の絶対水準が高いのと、逃げるチャンスは多いので、5年債よりは買いやすいと言うことでしょうか。
多くの人が数年後の本格的金利上昇を想定しているのなら、目先もう少し株は上がるだろうけれど長期的には持ちたくない、という心理が支配的のはず。
中長期的な観点では、時間の経過と共に株式市場から逃げたい人が増えるはず、という予想が立ちます。
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