シカゴ筋ポジションの確認(5/28時点)
(5月28日) (5月21日) (増減)
カナダドル ▲33359 ▲33852 +493
スイスフラン ▲28972 ▲19930 ▲9042
ポンド ▲74525 ▲76976 +2451
円 ▲99769 ▲95186 ▲4583
ユーロ ▲84644 ▲80949 ▲3695
NZドル 14011 17782 ▲3771
豪ドル ▲42307 ▲32409 ▲9898
依然としてドル買いが優勢。
米国長期金利は2.13%と、この1ヶ月で46bsp上昇しました。
金曜日のDOWは▲209$と大幅安。
将来の金利上昇を織り込もうとする債券市場に反応し、自律的に調整色を強めた印象です。
ユーロ、ポンド、スイスフラン等は、対ドル売りポジションが貯まっているために巻き戻しの動きも警戒されますが、オセアニア2通貨は比較的反発力が弱く、じわじわ確実に下がっていきます。
多くの人が日本株ポジションを保有することになったため、東京市場の乱高下が他市場にも強く影響するようになっています。
日本がくしゃみをすれば、誰かが風邪をひく。
特に円相場と日本株は、互いに横目で見ながらの取引。
どちらかと言えば、ドル円の方がトレンドを維持していますから、円安と株高では円安の方が本物かもしれません。
相場のセンチメントの震源地を辿っていくと、やはり米国長期金利です。
今後は経済指標が良いと、QEの終わり→金利上昇→株売り、という反応が出ることも想定されます。
その場合に為替は、金利上昇に反応してドル高なのか、株安に反応して円高なのか。
今のポジションの偏りからすれば多分後者でしょうが、まずは来週の雇用統計で確認したい、といったところでしょうか。
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