シカゴ筋ポジションの確認(6/11時点)
(6月11日) (6月4日) (増減)
カナダドル ▲35907 ▲39776 +3869
スイスフラン ▲20738 ▲25803 +5065
ポンド ▲53687 ▲77738 +24051
円 ▲72906 ▲82744 +9838
ユーロ ▲7533 ▲51621 +44088
NZドル 2653 6013 ▲3360
豪ドル ▲63277 ▲58550 ▲4727
オセアニア通貨以外はドルロングの巻き戻しが起こっています。
円ショートは1万枚ほど減少、ユーロはショートポジションの85%が解消され、為替市場では6/4~6/11にユーロ/ドルが1.30から1.32まで上昇。
現在は1.335までユーロ高となっています。
過剰なドル高期待の剥落が進んでいることによる、ドル安の進行状態と言えそうです。
特に円はまだショートポジションの残りが一番多く、株安と連動して巻き戻しが出てくる状態。
ある程度ポジション整理が付いたユーロに比べると、まだ円高圧力が残っているように見えます。
次は、豪ドル/米ドルのチャートです。
歴史的な水準訂正が始まる云々の掛け声と共に、対ドルで1.04から0.94まで短期間で滑り落ちた豪ドル。
今回の急落が始まって以来初めて、週足で大きな陽線が出ました。
いわゆるシカゴ筋ポジションは、ここ数年で経験したことがないほど売りに偏っています。
ここ数日は、かなりの規模で豪ドル売りの巻き戻しが起こっていると考えられます。
過去のチャートを見る限り、これだけの反発があると底打ちしているケースがほとんどのようですが、今回はどうでしょうか。
いずれにせよ、日本株も黒田バズーカ砲の時の水準に戻ってしまいましたし、様々な相場がリセット状態にあるような気がします。
気分は再出発といったところでしょうか。
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