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June 22, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(6/18時点)

       (6月18日) (6月11日)(増減)
カナダドル ▲26087  ▲35907 +9820
スイスフラン 5791   ▲20738 +26529
ポンド    ▲20406  ▲53687 +33281
円      ▲61890  ▲72906 +11016
ユーロ    20030   ▲7533  +27563
NZドル   2126     2653   ▲527
豪ドル   ▲63521  ▲63277  ▲244

6月18日時点なので、注目のFOMCを控えてドルロングの巻き戻しが鮮明です。
スイスフランとユーロは一気にドルショートにまで転換していますが、現時点では反対にドル買いポジションが増えているはずです。

18日に2.18%だった米長期金利は、2.53%に急上昇しています。

緩和縮小を織り込もうと、投資家は一気に出口に殺到しましたが、FRBは理想的な道筋を示しただけのこと。

債券・株・新興国通貨等を慌てて売った人たちも、昨日金曜日には少し冷静になり、日米共に株安はストップ。

Tnxz左は米長期金利のグラフですが、週末更に冷静になれば、いくら何でも金利上昇スピードが早過ぎると思い直すのではないでしょうか。

金利上昇が一旦落ち着けば、慌てたポジション解消の戻しが入って、株・コモディティが一定程度買い戻されることになりそうに思います。

中長期的には米国金利の正常化によるドル高がメインシナリオだと思われるものの、欧州や中国には不安要素が多く、かなり長い道のりを想定しています。

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