シカゴ筋ポジションの確認(6/25時点)
(6月25日) (6月18日)(増減)
カナダドル ▲10638 ▲26087 +15449
スイスフラン 2464 5791 ▲3327
ポンド ▲19429 ▲20406 +977
円 ▲61462 ▲61890 +428
ユーロ 17357 20030 ▲2673
NZドル ▲711 2126 ▲2837
豪ドル ▲61644 ▲63521 +1877
19日のFOMCを挟んでのポジションですが、主要通貨に大きな動きは見られません。
カナダドルでショートポジションが巻き戻されていますが、為替市場ではドル/カナダが買われており、逆の動きです。
現実の為替市場でドルが買われた割りに、今回のIMMポジションは動きが少なく、最近では最も現実とのギャップが大きいと言えるのでは無いでしょうか。
米国長期金利は、FRB関係者の相次ぐ沈静化発言もあり、ようやく落ち着き始めました。
冷静になれば、一旦2.3%くらいまで下がり、じわじわと1年後に3%に向かう曲線を予想しますが、それも雇用回復が順調なベストシナリオのケースであり、まだまだ紆余曲折があって当然だと思われます。
6/28のSHIBOR翌日物は4.9%まで下がって一段落し、中国当局によるシャドーバンキング退治は長期戦になるものと思われます。
伸びきってしまった中国経済は今後も常にリスク要因です。
今週のドル円は、99円20銭近辺で終了しました。
左のグラフから判断するなら、金利差で説明出来ない100円を越えたドル高円安は是正され、現在の相場水準はほぼ妥当。
当面は急騰した米国金利が落ち着くならドル円も揉み合い、米国金利上昇が本格化するほど景気回復(雇用増加)が確認されるなら100円トライ、といった展開を予想しておきます。
Comments
最近様々な事情で世界的に信用膨張と実体の解離が目について…なかなか新規投資に踏み切れないです。
ドル円が健全成長のゲイジのように見えます。なだらかなドル高を願うばかり。
今一番狙ってるアセットは皆に毛嫌いされちゃってるゴールドです。。大底は1年先で900ドル!山勘ですが(笑)
Posted by: blue | June 30, 2013 01:18 PM
金価格の妥当性を検証するのは非常に難しいように思われます。
とりあえずのトライアルとして、一つ記事を書いてみました。
Posted by: akazukin | June 30, 2013 02:33 PM