シカゴ筋ポジションの確認(6/4時点)
(6月4日) (5月28日) (増減)
カナダドル ▲39776 ▲33359 ▲6417
スイスフラン ▲25803 ▲28972 +3169
ポンド ▲77738 ▲74525 ▲3213
円 ▲82744 ▲99769 +17025
ユーロ ▲51621 ▲84644 +33023
NZドル 6013 14011 ▲7998
豪ドル ▲58550 ▲42307 ▲16243
何時にも増して「今さら感」漂う火曜日のポジションですが、円とユーロには警戒感から調整が発生し、豪ドル売りはパンパンという状況でしょうか。
現実のドル円相場を振り返っておきます。
一旦97円にリバウンドしたものの、東京株式市場は日経平均200円安で始まり、動揺は収まらず。
午後早い時間には95円台に突入し、日経平均は12500円台まで下がって4月初めの窓埋め完了。
これを合図に株が買い戻されてドル円も再び97円台に反発したものの、東証引け後には雇用統計前のポジション整理でまた95円台。
ここまでドルが売られていると、指標がそこそこなら買い戻し気分が勝り、NY株の上昇もあって再び97円台半ばで終了。
悲観の95円台と期待を残す97円台を行ったり来たりの相場でした。
私は木曜の昼、FXのポジションを全部決済していましたが、あれは虫の知らせでした。
この2週間くらいで、アベクロへの期待値が、105円から10円近く下がった感じでしょうか。
そもそも円以外も含めてドルへの先高感が大きく、ドル買われすぎの指摘はありました。
ドル円に関しては、日本人のFX取引の影響で、更にドルが底上げされていたかもしれません。
雇用統計後にNYダウは200$以上上昇し、日経平均先物は13200円。
週明けの東証は、ひとまず反発から始まるものの、やれやれ売りは多く、上値は重いと予想されます。
新興市場では個人の信用取引のダメージが大きく、買いの手が十分に回らないため、こちらもリバウンド後の援軍には少し時間を要すると考えられます。
小泉相場でも、次の上昇開始まで2ヶ月かかっています。
現在はFXが広く普及して株と為替の相関関係が強まり、順回転ではスピード違反、逆回転では急ブレーキの傾向が極端に出ます。
「ここからまだ下がるのか、ふざけるな」「含み損で死にそう、助けてくれ」
お疲れの方も多いでしょうが、かなりのベテランでも状況は一緒です。
土日は自分の好きなことでリフレッシュして、また来週は相場に挑みましょう。
Comments
コメント有難うございました。
マーベラスの頃はアカズキンさんの御陰でたのしめました。(^^ゞ
ガンホーを買うべきか分割後にするかまよってます。 いまは ソフトバンク だけをやっています。
いつも中味の濃い記事ありがとうございます。
Posted by: トレニア | June 08, 2013 03:29 PM
円安トレンド転換となった11年11月75円
ミラーチャートと見ると9月いっぱい調整でしょうか
日経平均の動きは11年の銀暴落を彷彿させますね
金は年末までに1200ドル台があれば
コッソリ買いたいと思います。。
Posted by: 花田清輝 | June 08, 2013 03:52 PM
トレニアさん
マーベラス、懐かしいです。
SBもガンホーも、ファンドマネージャー孫さんを信じるという意味では一緒かもしれませんが、ガンホーの方がより心臓に悪いかもしれません。w
Posted by: akazukin | June 08, 2013 04:36 PM
花田さん
コモディティ相場は試練の時ですね。
私は金ETF「1540」をメインですが、含み損となり、少しポジションを減らして何とか持続しています。
実は銀も持っていましたが、すぐに損切りしました。
銀は昨日だけで5%近く下がっていますね。^_^;
Posted by: akazukin | June 08, 2013 04:47 PM