バーナンキ議長の発言
一部では、混乱した市場に配慮してハト派発言をするのではないかとの観測もありましたが、バーナンキ議長は、かなり明確に今後のスケジュール感を示しました。
「米量的緩和は年内縮小・来年半ばに停止も、FRB議長が表明」
DOWは206$安、長期金利は2.35%に上昇、ドル円は1円上がって96円真ん中近辺。
日本株には、米株安と円安の影響が相殺されそうです。
金融緩和の出口について、かなり明確なロードマップが示されたことは、霧が晴れたようで良かったと思います。
主要通貨に対してドル高が進んでいますが、新興国株式やハイイールド債に過剰なリスクを取ることを未然に防止する意味でも、日本が行き過ぎた円高に陥らないためにも歓迎されます。
今後の金利上昇に備え、東京市場では、財務体質が堅固な銘柄、クレジットが高い企業を選ぶ姿勢が強まりそうに思われます。
1年後の長期金利が、アメリカは3%、日本は2%のストレステストをしておきたいような印象です。
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