金はどこまで下がるのか
金の価格が安くなったと騒がれていますが、これはドル建て表示ですから、ドルの価値が上がってきたということ。
じゃあデフレのサインだから株も下がるのか、というと、そこまでの悲観も感じられません。
金のベース価値として、インフレは通貨の下落ですから、最低CPIの上昇分くらい上がることは正当化されるでしょう。
さらに、CPIだけでは資産価格が反映されませんし、経済成長による金需要の増加や「誰の債務でも無い」保険価値的な部分等を考慮し、金融資産の膨張に対する比例的な価値増分を一定程度認めることも妥当かもしれません。
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