日本株は底堅かったが
相変わらず、わかりにくい相場が続きます。
日経平均は下げ渋って▲28円。
日銀は6/7以来、3営業日振りに198億円のETFを買っています。
為替が大崩れしない限り、この水準で狼狽売りしても仕方がないだろうという、ある程度開き直った投資家の気分は感じられました。
短期的には、もう少しリバウンドが期待できるかもしれません。
ドル円は早朝95円台でしたが、日中は96円台。
為替相場は円安トレンドに自信を失い、株を頼りにしているように見えます。
タイSET指数は続落して▲1.6%。
フィリピン株は▲4.6%。
エマージング市場は大きく揺れています。
あらためて売りシグナルが出たのかと思った豪ドルは、今日急反発して0.93台から今は0.955。
豪ドルはまだ高いことは、いくらでも説明可能ですが、何せ売りポジションが多過ぎです。
投資家はトレンドに自信を失っています。
震源地は日米の長期国債市場で、この先の金利トレンドが読み取りにくくなっています。
「万が一債券バブルが崩れたら、どこか逃げ場があるのか、いや無い」
この激しい上下動を喜んでいるのは、日本のトラリピユーザーくらいでしょうか。
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