シカゴ筋ポジションの確認(7/23時点)
(7月23日) (7月16日) (増減)
カナダドル ▲16758 ▲20043 +3285
スイスフラン ▲5433 ▲4969 ▲464
ポンド ▲49653 ▲37446 ▲12187
円 ▲87496 ▲85762 ▲1734
ユーロ ▲27900 ▲37165 +9265
NZドル ▲1846 ▲2744 +898
豪ドル ▲63982 ▲70686 +6704
円ショートは若干の増加。
ユーロ、オセアニア通貨には、ポジション巻き戻しの兆候が出ています。
米国の金利上昇に一服感が生じ、ドル買い一辺倒の気分が変化していることの現れと思われます。
ドル円は、ここ数日で2円ほど調整して、98.2円で終了。
さしたる材料もなくドル円が100円に乗ったことで金利差との乖離が大きくなり、円のショートポジションが重みに耐えられなくなって一部氷解したのは、自然と言えば自然です。
日本の金利情勢は一応落ち着いているので、今後の為替動向は米国の金利動向次第と思われます。
世界経済が良好なら円を売って外貨資産で運用する人が多くなり、逆なら逆。
今後も、累積した円売りポジションの剥落による円高圧力と、米国経済回復によるドル買い需要との綱引きが続くのではないかと思いますが、以前よりも円高リスクが少し高くなっているようにも感じられます。
期待の賞味期限が近いのかもしれません。
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