ケネディクス・レジデンシャルが増資
たまたまPOの話題が続きますが、ケネディクス・レジデンシャル投資法人が昨日17日にローンチしました。
現在の発行投資口総数74,690口に対し、170,000口(OA分5000口含む)。
通常は希薄化率20%でも、結構来てるね、という感じですが、こちらは228%。
もはや希薄化という概念を超越しています。
時価総額160億円を一気に500億円の大台に乗せようという試みで、成功すれば時価総額で実質ビリ(星野リゾート除く)の地位から、阪急リート、コンフォリア、グローバルワン並みに出世します。
分配金は、2013/7決算期が5,300円の予定でしたが、次の2014/1期が5800円、2014/7期が5400円と現状を上回り、昨日の終値217700円は来年ベースで予想利回り5.1%。
取得物件は60件、総額686億円。
リリース資料は139頁と大部です。
注目された今日の市場評価は、+1.9%の221900円と好意的でした。
やはり、分配金レベルをきちんと維持したことが評価されたものと思われます。
要はインカム商品なんだから、イールドが変わらずにサイズがデカクなるんだったら、そりゃあ良いんじゃないの。
という意見が、世の中の大勢ということでしょう。
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