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July 21, 2013

破産都市はよみがえるか

Img_1514454_62626254_13デトロイト市の財政破綻が大きなニュースとなっている絶好(?)のタイミングで、NHKBS放送ドキュメンタリーWAVE、「破産都市はよみがえるか~アメリカ・カリフォルニアからの報告~」が放送されました。

舞台は、アメリカの連邦破産法に基づき、破産宣告を受けたカリフォルニア州ストックトン市で、人口30万。
サンフランシスコから東へ約100km。

日本で言うと、横浜のベッドタウン的な座間市(人口13万人)が破綻したくらいのイメージで良いのではないでしょうか。

財政破綻の象徴は公的サービスの低下です。

警察の人員削減→治安の悪化→富裕層の脱出→財政悪化、の負のスパイラルに陥ることを、どこで食い止めるか。

犯罪が増加し、一般市民が銃で撃たれても、議会は財政再建を優先して治安対策費の増加を認めないため、危機感を持った住民がボランティアで立ち上がります。

まず、ギャングたちの中から若い構成員を呼び出して、対話する試みが描かれます。
彼らの多くは保護観察中であり、呼び出しに応じなければ罰せられるのです。

少年院を出たばかりの「ギャング予備軍」には、ボランティアによる丁寧な生活指導が行われるようになります。

その後、市長は0.75%の追加売上税により警察予算の増加を提案し、議会は全員一致でこれを認めました。

日本の財政は、円高・デフレ・低成長という均衡によって問題が顕在化していませんが、円安・インフレ・成長という拡大の世界を目指せば金利が上がり、国家財政は成り立たなくなります。

この数年間で、この問題に真剣に向かい合うことが出来なければ、第三の敗戦が待っています。

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