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July 21, 2013

変化への対応に苦しむウィンテル

アメリカでは、4-6期決算発表シーズンです。

Msft_219日のNY市場では、マイクロソフト(MSFT)株が、決算失望で11.4%も下落しました。
DOW採用銘柄が、これほどドカ下げするのも珍しいので、記録に残しておきます。

EPS:予想75¢に対して結果59¢
売上高:予想207億ドルに対して結果199億ドル

EPSを単純に4倍して計算すると、PER13.3倍まで売り込まれたことになります。

Intcかつての盟友インテル(INTC)も冴えません。

EPS:予想39¢に対して結果39¢
売上高:予想128.9億ドルに対し結果128.1億ドル
2013年売上高:予想534.7億ドルに対してガイダンスは533億ドルに悪化

こちらは、PER14.8倍といったところです。

無論どちらも巨人なので、今のところ財務体質は盤石です。

MSFTは自己資本比率57%、流動比率2.93倍、手元現金(含短期有価証券)は740億ドル(7兆4千億円)と配当実績の10年分。
インテルは、自己資本比率62%、流動比率2.43倍、手元現金170億ドル(1兆7千億円)と配当実績の4年分。

インテルの経営課題が、モバイル用CPUでの出遅れにあることは明確で、「GALAXY Tab」の一部に採用されたatomで必死に追いかけています。
従来型CPUでも、新型の度に省電力化を図るなどしてますし、今や希少人類となったPC自作派の私としては、今後とも頑張って欲しい会社です。

MSFTの課題はより深刻に思われます。

OSに関しては、XPを一生使えと言われれば、まあそれでも良いし、EXCELはヴァージョンアップの度にユーザーインターフェイスは改悪されているとの声もあります。
文章打つだけならWORDよりエディターが軽い。

「8」ではスタートボタンを無くすという致命的な失敗を犯し、これで「7」のサポート終了なんて言い出したら、世界中で暴動が起こるんじゃないかと心配されます。

そもそも一般ユーザーは、無料のLibreOfficeや4980円のKINGSOFTといった選択肢もあり、OSへの進化期待も薄いのが実態。

しかしながら、MSFTとしては何か新しいことをしなければ存在価値がない、という焦りがあり、ジレンマが感じられます。

「intel」には期待してますが、「MSFT」には頼むから変なことだけはしないでくれ、というのが本音です。

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