J-REIT指数の確認(8/9時点)
7/26にローンチした東急リートは、当日の567千円から10%も売られて、値決めの8/5には506千円。
発行価格は493,350円で決まりました。
分配金予想額(H26/1)は、12200円から12400円と現状を維持したものの、スポンサーの東急電鉄から取得する東急虎ノ門ビル(築3年)の想定NOI利回りは4.0%と目一杯頑張った数値。
恐らくは、これが嫌気されたものと思われます。
東京以外の方には分かりにくいと思いますが、虎ノ門は霞が関官庁街の最寄り駅で、朝の地下鉄銀座線「新橋-虎ノ門」駅間は、最も乗りたくない路線の一つです。
あの霞が関ビルも、霞ヶ関駅からは6分、虎ノ門駅からは2分表示と、虎ノ門駅が最も近接しています。
近年、官庁の権限と予算が以前より縮小したこともあり、オフィス立地としての虎ノ門地区の魅力は低減し、かつてのような人気はありません。
交通至便な新橋駅に出るのに銀座線しか無い、元々官庁街ですから商業集積が少なく昼食事情も良くないなど、デメリットの方が目立つようになってしまったと評価して良いと思います。
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