シカゴ筋ポジションの確認(8/13時点)
(8月13日) (8月6日)(増減)
カナダドル ▲9081 ▲10436 +1355
スイスフラン 2136 ▲325 +2461
ポンド ▲46521 ▲46033 ▲488
円 ▲74462 ▲80213 +5751
ユーロ 16057 6061 +9996
NZドル 197 ▲1539 +1736
豪ドル ▲62721 ▲76779 +14058
全体に、これまでのドル買いの巻き戻しが優勢で、オセアニア通貨もプラス。
豪ドルは、長期的には歴史的調整の余地が残るものの、短期的には売られ過ぎの反動に分があるかもしれません。
中東情勢の悪化も懸念される中で、為替市場もポジション縮小に動きやすい展開のように感じられます。
欧州景気に底打ちを思わせるようなサインが出てユーロが強含みなこともあり、ドルインデックスは比較的低位水準ですが、金利上昇でドル買い意欲もありの状態。
ドル円は、大量の円売りポジションの巻き戻し需要と、金利差によるドル買いの鬩ぎ合いと言った様相で、90円台後半のレンジ相場の色合いを更に強めているように感じられます。
上にも下にも決定打が出にくい状況で、FXとしては面白くないかもしれませんが、90~95円想定の輸出企業に取っては居心地の良い環境です。
今週の米国市場は、「株安債券安」。
米国長期金利は2.8%台に突入し、DOWは週間で2.3%の下げと、今年で最も悪い週でした。
グレートローテーションではなく、これまでの「株高債券高」という金融緩和中毒の禁断症状が続いているようです。
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