シカゴ筋ポジションの確認(8/6時点)
(8月6日) (7月30日) (増減)
カナダドル ▲10436 ▲11434 +998
スイスフラン ▲325 ▲1261 +936
ポンド ▲46033 ▲49463 +3430
円 ▲80213 ▲82135 +1922
ユーロ 6061 ▲8504 +14565
NZドル ▲1539 ▲520 ▲1019
豪ドル ▲76779 ▲72573 ▲4206
オセアニア通貨以外はドル売りの方向性で動きました。
8/6以降もドル円で円高が進み、早期の100円台回復は難しくなったというムードが支配的です。
豪ドルも、ドル安の流れの支援を受けて反発中です。
ドルインデックスを見ると、6月中旬から7月上旬にかけて大きくドル買いに傾き、その後1ヶ月で上昇を帳消しにしました。
この間、米国長期金利は6月初めの2.2%から7月上旬にかけて2.7%とまで上昇して止まり、その後は2.6%程度で横這いです。
QE縮小だ、金利上昇だ、ドル買いだ、と動いたものの、イヤそう急でもないだろうと次第に戻しが入り、投資家の減る夏を迎えてポジション解消の動きが大勢になったということでしょうか。
ドル円を週足で見た場合、5月の103円が天井となっており、次第に上値は抑えられています。
一方で下値については、95円あたりが意識され、ここに近付くと日本の長期投資家が外貨投資に動いているとの観測もあります。
大きく見れば、4月以降ほとんどの期間、95~100円のレンジの中にいます。
日本株、米国株、ドル円を比較すると、米国株が最も安定的ですが、逆に見ると少し楽観過ぎる感じもします。
もしDOWが崩れると他のポジション解消を誘発し、夏枯れ相場の中で深押し局面を演出する可能性もありそうです。
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