円安株安
投資家は日本に焦れています。
参院選挙で自民党が公約した法人減税を一顧だにしない政府。
事実上の国際公約の消費税アップさえ「ぐずぐず」して、またぞろ公共工事を引き出すネタに使おうとしている。
結局のところ、第三の矢は掛け声倒れで、既得権益に踏み込む大きな構造改革など出来そうに無い。
とはいえ、円安が極端な株安を食い止めています。
日経平均が13000円を切るようなレベルになれば、ある程度バーゲンハンターがやって来るとは思いますが、その後の反発は弱いような気がするので、積極的に食指が伸びないのも事実。
左図は、小泉相場とアベノミクス相場の比較。
2006年4月27日と2013年5月15日を重ねてグラフ化しました。
最初のピークアウトから1ヶ月くらいで底打ち反転しているところまでは同じですが、小泉相場がそこから加速したのに比べて、今回は失速。
改革の迫力に差がある、と思われても仕方がありません。
Comments