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August 11, 2013

為替以外、何も変わっていない

Photo政権交代が確実視されるようになった、昨年11月以降のドル円と日経平均の相関グラフを作ってみました。
特段の「操作」はしていませんが、結果は一目瞭然です。

円安の主力エンジンは欧州危機の一服と米金利上昇であり、アベノミクスは脇役だと考えられますが、いずれにせよ行き過ぎた円高が修正されたことで株価は上昇しました。

逆に言えば、為替以外に日本株を買う理由はない、ということが出来ます。

為替動向を予測することは困難ですが、リスクオンなら円安、リスクオフなら円高という関係は生きています。

その意味で、日本株は世界の投資センチメントの波の上にプカプカと浮かんだ存在であり、国内事情よりも国際的な投資環境に振り回されます。

現在、消費税を予定通り上げるかどうかという小さな話が政治の焦点になっていますが、こんな事さえ実行できないなら、「何も変わっていない度」は更に上昇して投資家を失望させることになります。

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