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October 30, 2013

米国の労働参加率が低下傾向

雇用統計で失業率を評価する時、労働参加率が話題になります。

労働参加率は、生産年齢人口に占める労働人口の割合。
生産年齢人口は、15歳から64歳までの人口で、これが分母。
働く意思を持つ者(運良く職に就いている就業者と、探しても見つからない失業者の合計)が分子。

失業率は、失業者数÷労働人口なので、失業者が職探しを諦めてしまうと分母分子両方から同数が減って失業率が改善しますが、それは市場が評価しない事態ということになります。

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October 26, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(10/1時点)

        (10月1日) (9月24日)
カナダドル   ▲955    ▲5675
スイスフラン   6636      5745
ポンド       1496     1174
円        ▲82324   ▲92818
ユーロ      68276     65844
NZドル     10891     8055
豪ドル     ▲28804    ▲34819

4週間振りに公表が再開されましたが、まだ10/1時点のみ。
一体いつ、追いつくのでしょうか。

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October 25, 2013

J-REIT指数の確認(10/25時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1486.21→1464.86と僅かに下落。

長期金利は依然として下落傾向にあるものの、株価(日経平均)は週間で3%近く下落。
日本株は買い材料を失い、大きく暗転する可能性が高くなっているように見えます。

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October 21, 2013

リーマンショックは終わっていない

リーマンショック(金融危機)の原因は複合的ですが、個人的には、運用担当者の無責任ルールによる過剰レバレッジが最大の要因だと思っています。

ファンドマネージャー達は、他人の資金を運用する崇高な責任を負いながら、「勝てば富豪、負けてもゼロ」のローリスクハイリターン。
自分の懐がマイナスにならないのなら勝負してしまえ、という強欲心理が過剰レバレッジを産みました。

震源地のアメリカでは、金融機関を規制するボルカールールの原案が公表されて早4年。
当初は2012年7月に施行予定でしたが、2014年7月に延期された今も、具体的な目処は立っていません。

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October 18, 2013

J-REIT指数の確認(10/18時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1469.94→1468.21と、ほぼ横這い。

チャートを見る限り、米国議会の混乱にも関わらず堅調に上昇トレンドを維持している、という評価になりそうです。

何と言っても金利の低下が追い風です。


Photo日本の長期金利を見ると、この1ヶ月半ほど継続して低下傾向。
9/6の0.79%から0.62%まで下がっています。

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October 15, 2013

NISAの株価押し上げ効果は弱い

第4四半期(10-12月)における日本株の需給を考える上で、最大のファクターは譲渡益増税前の駆け込み売りではないかと思われます。

現在、東証一部・二部合計の時価総額は約420兆円。
東証の株式分布状況調査によれば、個人による保有は22%なので、時価総額92兆円相当。

フィデリティのアンケート調査によれば、個人投資家の25%が年内に一旦売却したいと回答。
従って、23兆円の売り需要があると計算されます。

こうした売り需要は、将来の買い戻しの種でもありますが、年末に売って来年買い戻すといった典型的な行動パターンを前提とするなら、年内は売り需要だけが顕在化してしまいます。

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October 13, 2013

みずほ銀行の闇は深い

大学同期の、みずほ銀行某部長代理に電話しました。

「しばらく、大変だね」
「何だ、お前か。ブログネタなら出せねえぞ」

「社内の噂を教えてくれるだけで良いんだ。ガンホーの初動を教えてやっただろ?」
「それを言われると弱いな。何が聞きたい?」

「どうして最初の説明が変わったの?」
「取締役会まで報告があったことを金融庁は最初から知っていた、という噂だ」

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October 12, 2013

J-REIT指数の確認(10/11時点)

Gcexe今週は、1446→1470と1.7%の上昇。
米国議会で財政問題の妥協案への期待が高まり、先週のリスクオフの戻りがあったものの、反発は限定的。

先週3.8%下げていますので、半分も戻っていません。

日経平均を見ると、先週が5%下げて今週が+2.7%。
暫定的な妥協では半分しか戻らない、というのは尤もです。

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October 05, 2013

世界の商業地の比較

PhotoWSJが、香港の商業地のレントフィーに関する記事の中で、世界主要都市と比較するグラフを載せていますが、東京は世界の田舎(?)シドニーにさえ負けて最下位です。

東京は、スクエアフィートあたり年間864$(約84000円)。
日本流に月坪に換算すると、25万円。

CBREの銀座の路面店舗賃料相場(2013年)によると、銀座中央通りに面した1階店舗で最高23万円表示となっていますから、概ね合っています。

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J-REIT指数の確認(10/4時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1503→1446と、3.8%下落。

市場は予算を巡るアメリカ議会のチキンレースを嫌気し、断続的にポジション解消の動きが続いています。

J-REITは上昇トレンドであっただけに、格好の利食い売りの機会を提供しましたが、とはいえ長期移動平均線を越えて売り込まれる訳でもなく、強気派と弱気派、何れから見ても、まあこんなものだろうというチャートになっています。

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October 03, 2013

「いつかはゆかし」に金融庁のメス

既に意図的にリークされていましたが、今日正式に、証券取引等監視委員会が、アブラハム・プライベートバンク株式会社に対して行政処分の勧告を出しました。

予備知識がない方のために問題点を単純化すると、「無免許キックバック」と「誇大広告」と言えば分かりやすいかと思います。

無免許キックバックの流れを見ると、そもそも「顧客のために最もふさわしい金融商品を紹介する」という投資助言・代理業の本分とはかけ離れており、特定のファンドを顧客に紹介し、その手数料を自分が支配する別会社に貯めるという単純で悪質な仕組み。

最初からキックバックを目的とした、意図的な脱法スキームと断じて良いと思われます。

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