シカゴ筋ポジションの確認(11/12時点)
(11月12日) (11月5日) (増減)
カナダドル ▲16092 ▲18002 +1910
スイスフラン 3189 8095 ▲4906
ポンド ▲9303 ▲2392 ▲6911
円 ▲95107 ▲73792 ▲21315
ユーロ 16826 33143 ▲16317
NZドル 10366 9708 +658
豪ドル ▲35809 ▲25067 ▲10742
やはり円ショートが大きく増加。
5月中旬以来の高水準になっています。
その他はマチマチ。
ドル金利が一方的に上昇する環境では無いので、ドル買い一色ではありません。
円安になれば株高になるのは自然な「原因と結果」ですが、最近は株高だから円を売るといった行動も見られます。
外国人が日本株を買う場合は、円安ヘッジのために予め円を売っておく合理性があるので、金融面での実需があると言えるのかもしれませんが、持続性は疑問です。
日米金利差も特段乖離が大きくなる傾向がない現在、急激な円ショートは「行け行けドンドン」以外の根拠が薄く、また様々な指標を見るまでも無く、現在の相場は相当に煮詰まっています。
とはいえ、そうした局面でこそ短時間で沸騰が起こって盛り上がるのも、過去に幾度となく見られた事実。
「掉尾の一振」「線香花火は燃え尽きる直前が勢いがある」となるのかどうか。
11月のヘッジファンド決算、日本の節税売り、クリスマス休暇による閑散などのネガティブ要素があるものの、総じて今からの数ヶ月は新規資金が入りやすく、相場のアノマリーとしては良い時期と言われています。
高所恐怖症を抱えながらの商いとなりそうです。
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