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December 15, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(12/10時点)

       (12月10日) (12月3日) (増減)
カナダドル  ▲57514   ▲41583 ▲15931
スイスフラン  11998     6547  +5451
ポンド      18429    18369  +60
円       ▲129711  ▲133383 +3672
ユーロ      15930     9312  +6618
NZドル      8553     7639  +914
豪ドル     ▲45850   ▲44311 ▲1539

僅かですが、円ショートが減りました。
早めにクリスマス休暇モードに入る人も出てきたといったところでしょうか。

豪ドルは依然として高水準の売りポジションを抱えて低迷中。
RBAが、0.85(対ドル)が適正などと露骨な口先介入をしていますが、非難の声は挙がりません。

フォードに続いてGMも撤退、残るトヨタもかの憶測もあり、豪州には悪いニュースが続いています。

Candlechartwriterashx 実際の為替相場では、ドル円での円安が続いていて、一時103.8円と、年初来安値を更新して104円に迫りました。

行き過ぎた円高の修正は完全に終わり、日本経済としては、この辺りの居心地が良さそうです。
購買力平価を考慮すると、現在のドル円水準は、円安バブルと言われた2007年の120円レベルに迫るものとも思われます。

国際通貨研究所が12/6に更新した、購買力平価とドル円のグラフです。
Ppp1312
実勢相場は、緑の線(企業物価PPP)を越えていますが、これは6年ほど前の円キャリー全盛時以来のこと。

90~95円想定の輸出企業にとって、今は温泉気分。
このセクター関連の方は、良い年末年始が迎えられそうです。


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