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December 20, 2013

金価格の確認

D_chtcgi昨日のNY市場で節目の1200$を割り、先安感が強まっているゴールド。

チャート的には改めての安値探しに行っているように見え、目先は1100$、中期的には1000$も視野に入らないわけではないと思っていれば良いかと思われます。

年初からの騰落率は、▲30%近くになります。

とはいえ、製造原価1220$を切れば供給が制限されるので、ここからの下げ方は非常に緩慢なものとなりそうです。

円ベースで見るのに一番良いのは、現物交換も可能なETF(1540)だと思いますが、こちらも節目の4000円割れ。Z

年初来では、円安で緩和されて、▲13%くらい。

株式も広義では企業債務であり、こちらの評価が上がる時、「誰の債務でもない金」の価格が下げるのは自然です。
金の一段安は、通貨への信認回復であり、更なる株高の暗示とも解されます。

負の相関がある資産を持つ意味は、ポートフォリオの安定(ショックの緩和)ですから、金はその役割を正常に果たしているわけです。

資産の10%を金で持つことを一つの目安とするなら、まだ全然足りないので、さらに安い局面があればチビチビ買っていくことになりそうです。

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Comments

私も金コインとetfを買い増したいのですが…タイミングが難しいです。

値下がりが私の想定外に長引いてるので、逆にマーケットはドル高&景気回復に私より慎重に見ているんだなぁと感じています。

ffレートの上げ初め頃がゴールド陰の極のような気がします。

Posted by: ブルー | December 21, 2013 12:00 AM

専門家でも、積立で買うと言っているくらいですから、タイミングは難しいです。
過剰人気の反動ですから、あと数年は低迷すると思います。
おっしゃるように、陰の極はまだ先にありそうですから、無理に買いに行かず、買ったら別口座にして忘れています。
次に思い出すのは、5年後くらいではないでしょうか。

Posted by: akazukin | December 21, 2013 08:09 AM

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