この1年のコモディティ相場
金と銀は、春先に急落。
次元が変わるような急変動には逆らうなと言われますが、金価格は4月の1400$から1200$にまで下落。
現物購入意欲が下値を支える格好ですが、しばらくは低迷が続きそうです。
銀は貧民の金。
金の代替としての需要はあるものの、金融市場では金よりハイボラ。
高い時は金より高く、低い時は金より低いというのが習性のようです。
金よりは単価が安いので工業需要が多く、景気回復時には買われやすいと言われたりもしますが、今のところ株価上昇によって持ち上げられるようなムードは感じられません。
日本人は金に対して逆張り。
去年から今年にかけては、アクセサリー製品も含めて大幅に現物の金を売り越したようですが、果たして安く買い戻すような行動をとるのでしょうか。
今年はビットコインが一時爆騰し、金はドカ下げ。
ペーパーマネー代替の主役交代(?)、という訳ではないでしょうが、今後ともドルへの不安は周期的に起こるように思われます。
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