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December 04, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(11/26時点)

        (11月26日)  (11月19日) (増減)
カナダドル   ▲28780   ▲16335  ▲12445
スイスフラン   4652     3669    +983
ポンド       391     ▲1665   +2056
円       ▲123202   ▲112216  ▲10986
ユーロ      ▲431      8911   ▲9342
NZドル     10249      12476   ▲2227
豪ドル     ▲33511    ▲35762   +2251

感謝祭でCMEの開示が遅れていましたが、日本時間の昨日早朝に出ていたようです。

大方の予想通り、円売り一辺倒が更に進み、際立っています。
対円で大きく上昇しているユーロやポンドは、ドルに対しては小動きの範囲という感じです。

Cftcかなり長期スパンで見ないと、今の円売りポジションの位置関係が把握しにくいので、グラフは2001年以降。
いよいよあの円キャリー全盛の域に近づいています。

反動の円高可能性は、株式市場次第といったところでしょうか。

2011年後半から2012年前半にかけては、ユーロが10万枚を越える売り超過で、いくら何でも反発しそうだと思いつつ、結局ECBが「何でもやる」宣言をするまで、なかなかトレンドが変わらなかった記憶もあります。

Cftceurその時のポジションは、こんな感じです。

今日の東証は少し下がりましたが、元々日経平均が15000円程度まで調整するのは当然起こりうることなので、このくらいだと「表層雪崩れ」の範囲です。

本格的な調整があるとすれば、NYで大きな変調が起こるか、あるいは今やアジアのバルカン半島と呼ばれる「日中韓+北」の政治情勢でしょうか。

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