船江恒平五段、リベンジなる!
ニコ動で見ていましたが、今回はツツカナのやや強引な攻めが目立ちました。
中盤の入り口で「銀」を捨て、「と金」は出来たものの、「飛車」も失う展開。
船江五段は冷静かつ丁寧に受け、自玉が安全になると、駒得を活かして一気に攻めにまわり、最後は綺麗な即詰めに討ち取りました。
コンピューターは、依然として「角」より「金」を高く評価する傾向が強く、途中の形勢判断も今回は正確性を欠き、得意のドロドロとした手の広い終盤戦に持ち込めませんでした。
コンピューター将棋に勝つためには、序盤の優勢をミス無く拡大し、逆転の隙を与えないことが肝心だと言われます。
ある意味、人間らしくない指し回しが求められますが、船江五段はプレッシャーに耐え抜き、見事な精神力で、やり抜きました。
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