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December 01, 2013

ポンドが強い

最近のイギリスポンドの勢いには、大英帝国復活か(?)と思わせるほどの迫力が感じられます。05_hポンド円は、今月中旬に157円だったのが、僅か2週間で167円。

あれよあれよいう間に手が届かないところに行ってしまった感じがしますが、ポンド高と言えば、誰もが思い出すのが地下鉄初乗り1000円事件。

2007年にポンド円が250円に到達し、初乗り4£のロンドン地下鉄料金が4桁になったことが話題になりました。

現在の初乗り運賃は4.5£ですから、当時のレートだと1125円。
今のレートでは(167.6円)750円ですが、それでも東京のタクシーより高くなります。

この現金初乗り料金は、オイスターカードというICカード促進のためにわざと高くしてあります。

オイスターカードを利用した場合、ゾーン1~2(都心部)の昼間利用が1回2.1£(350円)と約半分。
1日の上限は8.4£(1400円)なので、仮に観光で6回乗るとすると、一回が230円と、まあまあのラインに収まってはいます。

タクシー料金と比較してどうか。

ロンドン交通局が公表する目安料金では、1マイル(1.6km)乗って£5.60 - £8.80。
平均値の7.2£で、1200円です。

チップも必要なので、東京の初乗り(2kmまで)710円と比べると割高ですが、地下鉄料金とのバランスを考えると、こんなものでしょうか。

Gbpjpy1000001124515452456626物価を考えると、既にポンドは十分に高いのではと思いたくなりますが、長期チャートを見ると、リーマンショック前の比較的落ち着いていた2002~2006年で180円~200円のレンジですから、まだ予断を許しません。

ちなみにロンドンで昨年秋頃オープンした人気レストラン「Bone Daddies」の醤油ラーメンは9£(1500円)。
やはり、既に十分すぎるほど高いです。

2007年当時は資源バブルで、ロシアや中東のマネーが、外資規制の緩いロンドンになだれ込んでいた状況等がポンド高の背景にありました。
ポンドの動向は、金融緩和の黄色信号かもしれません。

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