シカゴ筋ポジションの確認(1/14時点)
(1月14日) (1月7日) (増減)
カナダドル ▲67345 ▲60542 ▲6803
スイスフラン ▲2941 4727 ▲7668
ポンド 11160 18178 ▲7018
円 ▲118066 ▲128868 +10802
ユーロ 9246 14498 ▲5252
NZドル 9614 7866 +1748
豪ドル ▲51988 ▲56852 +4864
円ショートポジションは3週連続減少し、ピークの12/24時点からは2割ほど減りました。
現実の為替市場では、105円→103円→104円と、2円下がって1円戻しの展開。
従って、仮にこの投機的ポジションが全部崩れた時には、ドル円は10円下がって95円になり、100円に戻るという単純計算になります。
実際、昨年5~6月には、103円→93円→98円という大きな波が発生し、以降半年ほどは100円を越えられずに揉み合いとなりました。
現在が、ドル/円長期上昇相場の小休止に過ぎないのか、それとも一旦大きめの下げ相場に入ったのか。
多くの人は、当面の下げ圧力の増加に注目しているようです。
長期的な円安要因としては、日米金利差拡大期待と貿易赤字。
逆に円高要因は、投機ポジションの逆流と、本格化しない日本のインフレ期待といったところでしょうか。
今年何か起こるとすれば、中国発ではないか、という気はします。
Comments