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January 04, 2014

「JPX日経インデックス400」って、何?

新年おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

さて、今年から「JPX日経インデックス400」の算出が始まります。
TOPIXでさえ一般に普及しているとは言い難い中で、なぜまた新たな指数が必要なのか。

日経平均(N225)は、単純加算値を除数で割るので、値がさ株に振り回されやすい特徴を持っていると常々批判されています。

TOPIXは全部で1782もある東証一部銘柄の時価総額合計値の指数ですが、逆に対象が多過ぎて分かりにくい。

「日経インデックス400」は、対象銘柄数で言えば、この中間。
ROE、営業利益、時価総額基準でスクリーニングして、いわば「優良な400銘柄」の指数を作ろうという試みです。

要は、S&P500を意識したということでしょう。

銘柄数が400になったのは、既にある「日経株価指数300」や「日経500種平均株価」との混同を避けるためと思われます。

東証では、2013年8月30日以降の日経インデックス400を遡及して計算しているので、日経平均(8月30日=100)と比較してみました。
400
11月以降は、日経400の方が下回り、年末時点では3%ほど差が付いています。

最近よく語られる、指数(N225)先行で手持ちの銘柄はそれほど上がっていない、という投資家の嘆きとも整合しています。

現在、ユニクロ株の日経平均に対するウェイトは10%以上あると推定されますが、ユニクロ株がPER48倍という異常値で取引されていることが、それと無関係のはずがありません。

こうした歪みを是正したいという関係者の意向もあるのでしょうが、一方で指数には連続性が必要であり、日経平均の問題点に背を向けて新指数を作っても、一部の投信のためだけにあるものとして埋没してしまう可能性も十分ありそうです。

ちなみに、アップルやグーグルなど500$を越えるような値嵩株がDOWに採用されないのは、指数が歪むことを避けるためだろうと報道されています。

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