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January 23, 2014

三菱自動車の公募価格が決定

2000年にリコール隠しが発覚し、04年から三菱グループ各社に約3800億円の優先株を発行して再建を進めてきた三菱自動車。

優良会社の多い三菱グループにあって、不肖の息子(弟?)扱いでしたが、昨年来の事業環境の好転もあり、三菱自の14年3月期連結当期利益は前年比2.6倍の1000億円の見通し。
ようやく業績が安定してきたため、公募増資の資金で優先株を処理し、普通株も復配の予定です。

公募増資による増加株数は、OA含めて241百万株。(現在は、623百万株)
公募価格が1120円で決まり、手取りは2570億円ほど。
調達資金の内、2100億円で優先株を償却し、残りは設備投資に充てる方針とのこと。

なお、三菱Gの上位三社である三菱重工業、三菱商事および三菱東京UFJ銀行は、合わせて34~35%程度の持分を確保するため、優先株の一部は普通株に転換したうえで保有するとされており、今回増資後の発行済み株式数は、1,003百万株程度になるものとリリースされています。

予想当期利益1000億円だとEPS100円になりますが、税効果の関係からか、最終利益が2割ほど嵩上げされているように見えるので、調整してEPS80円とします。
そうすると、今日の終値1160円はPER14.5倍となり、まあそんな感じかなあというレベルです。

配当は未定ですが、仮に100円の2割で20円とすると、利回り1.7%。
今回払い込む株主は保有期間が短いので、実質はもっと良い計算にはなります。

流石に市場は、割安とも割高とも言い切れない、微妙な落としどころを見つけたということになるのでしょうか。

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