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January 21, 2014

JASDAQが強い

Z今年に入って一進二退模様の日経平均を尻目に、中小型株は堅調。
JASDAQ指数は12月の換金売りが絶好の買い時だったようで、クリスマスの安値から15営業日で13%も上昇しています。

前回JASDAQが大いに盛り上がったのは2003~2006年でした。
「りそな」への本格的公的資金投入で金融不安が解消して、ファンドバブル到来。

急速に一般化した不動産の証券化手法やノンリコースローンの普及により、凍り付いた不動産が急速解凍。
金融危機で失職した元銀行マンなどヒューマンリソースが巷に溢れていたこともあり、カタカナ系不動産会社のIPOラッシュという、世界でも希な現象が起こりました。

GcexeJASDAQのピークは、初動から2年半後の2006年1月。

円キャリートレードによる円安が本格化すると、主役を大型株に譲り、リーマンショック後は2003年3月の水準に逆戻り。
華麗なる(?)ゼロサムゲームでした。

バブルの遺産である「不良債権」という重しが外れて国内不動産が動き始め、余裕を増した投資マネーが為替相場を動かし、円安と郵政改革をテコに大型株相場に到達したものの、リーマンショックでギャフン。

今回は、欧米の金融危機からの回復が見えて、まずは円安からスタート。
為替に連動して輸出株を中心に大型株が上がり、余裕が出来た投資マネーが同時に新興市場にも流入。

しかしながら、1月第1週(6~10日)には、海外投資家が11週ぶりに売り越し。
先週はルー米財務長官が円安牽制発言と、相場エネルギーの陰りも気になります。

買いにくくなった大型輸出株を避けて、新興市場の割安探しは続いていますが、東証一部平均PERが16.7倍、二部が15.8倍に対してJASDAQは18.1倍(1/20時点)と、さすがに単純な割安感はなくなりました。

2003年からの相場は、内需→円安→外需と徐々にシフトすることで、約4年間の寿命がありましたが、今回は、より短い期間で逆回りに、円安→外需→内需と一巡してしまいそうな印象があります。

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