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February 01, 2014

J-REIT指数の確認(1/31時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1486→1497と僅かながら上昇。
日経平均が3%下がる弱気相場の中で本来のディフェンシブ性を発揮した、ということになるでしょうか。

先週、CBREが賃貸物流施設の市場動向(2013年第4四半期)を発表しています。

それによれば、空室率は4.3%から4.0%に改善。
2013年の年間需要面積は過去最高の21.7万坪と、昨今のネット通販の盛況を背景に、ロジスティクス投資への積極さが感じられます。

反面、これだけ需要が多くても全般的な賃料上昇にはつながりにくい、としています。

理由としては、3PL会社(物流会社)が荷主との契約を獲得するためにコストを限界的に低く抑えている。
そのため、首都圏では低賃料物件を求めて物流立地が圏央道周辺に拡大し、千葉県内陸の柏市や埼玉県内の相対的に割安感のある地域ではまとまった面積の空室がほとんど無くなっているとのこと。

また、建築業界全般の課題ですが、建築コストの上昇と人材不足問題があり、オーナーサイドが現行の利回りを維持するのは相当厳しくなっている、と評価しています。

今は輸出企業の好決算の陰で目立ちませんが、コスト高と伸びない収益の板挟みになる姿は、不動産業界に限らず、日本のあちらこちら、特に地方には多くありそうです。

円安は、国内生産のハンディキャップを解消しましたが、一方でコストプッシュ型インフレによるコスト高の傾向が出ています。

政府は賃上げによる国内需要喚起を期待していますが、グローバルに見ると人件費の上昇は国際競争力の低下につながるため、経営者の心情も板挟み。
賃金上昇を更なる機械化で吸収すれば、また人が余るのです。

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