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February 26, 2014

人民元が下落

Cnyusd人民元の対ドルレートを確認しておくと、2013年は、0.16→0.165と、3%上昇。

今年は、0.165→0.1658→0.1633と、0.5%上昇して、そこから1.5%下落。

年間3%程度に管理されていると思っていたら、短期間で1.5%も動いたので、ちょっとした騒ぎになっています。

そもそも人民元が人為的に安くコントロールされていたことは明らかで、アメリカから幾度となく指摘されて、最近では緩やかに上昇するのが、いわば「お約束」となっていました。

そのため、上がるのが確実と思って買い持ちしていた投資家も多く、そうした思惑の人たちに取っては冷や水になったようです。

そもそも理財商品のようなグレー商品が繁盛するのは、金利が自由化されずに社債市場が未成熟で、低い預金金利に我慢できない国民と、多少高くても資金調達したい企業とが上手く仲介されないことが原因。

理財商品退治には金利自由化が必要。
金利を自由化すれば、為替市場もある程度自由にしないと市場に歪みが生じる。

ということで、当局は少しずつ為替市場の弾力性の幅を広げ、投資家がどういった反応を示すのか、試しているのではないかと思われます。

遠くない内に、人民元を安くすることで衝撃を緩和しなければならない可能性があるので、そのための準備運動ということでしょうか。

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