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February 17, 2014

アキュセラ・インクが上場

先週2月13日、東証マザーズにアキュセラ・インク(3589)が上場しましたが、外国籍のためか、一部の証券会社では取扱がありません。
日本人医師によるベンチャーですので、里帰りIPOしたことになります。

3日経ちますが、株価の方は、2252円→2155円→1962円と、公募1800円は維持しているものの軟調な展開です。

いわゆる赤字バイオではなく、一定の売上利益が計上されていますが、何と言っても期待は、ドライ型加齢黄斑変性治療薬「エミクススタト」が製品化されることです。

簡単に言うと、老化で失明に至る眼の病気を、飲み薬で治す試み。
治験はフェーズIIIの段階にあり、全てが上手く行けば、最短3~4年での新薬承認も夢ではないとされています。

この会社の経緯、目的については、創業者の窪田医師の著作「極めるひとほどあきっぽい」に詳しいのですが、過去の苦しい時期に、オリンパス、大塚製薬、SBIなど、日本のベンチャー資金にお世話になっていますので、わざわざ東京で上場したのは恩返しの意味合いでしょう。

ドライ型加齢黄斑変性に悩むアメリカの患者数は、糖尿病患者にも匹敵するほど多く、新薬の市場は大きいと囃されていますが、既に時価総額は700億円。

売上が1000億円、営業利益が200億円以上ある「参天製薬」が時価総額3600億円であることから考えて、成功シナリオのリターンが宝くじ的に大きいことは無さそうです。

新薬の市場規模は1兆円も夢では無いと窪田氏は夢を語っていますが、営業権の一部は、成功報酬と引き替えに大塚製薬に譲渡されています。

医師が起業したベンチャーですから、患者のことが最優先。
新規の株主に優しい動きをする銘柄では無いと思いますが、私の姻戚には重篤な目の病の者がいるので、合理的な範囲で協力するつもりです。

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