シカゴ筋ポジションの確認(3/25)時点
(3月25日) (3月18日) (増減)
カナダドル ▲33215 ▲69805 +36590
スイスフラン 14819 15116 ▲297
ポンド 29724 25536 +4188
円 ▲68887 ▲61099 ▲7788
ユーロ 39634 52991 ▲13357
NZドル 18213 15751 +2462
豪ドル ▲20527 ▲24463 +3936
前の週は、ウクライナが大変!ということでポジションの解消が進みましたが、この週は、クリミアがロシアに行くだけなら影響は軽微かと、円売りやオセアニア通貨買いが恐る恐る再開しているような様子です。
米国の金利は今月になって、イエレン発言を強気と見たのか、2年ものが急騰し、0.3%→0.45%。
グラフのように、ドル円を押し上げることが期待されるような環境となっています。
とはいえ長期金利は依然としてグズグズしているので、米国のイールドカーブはフラット化。
これは一般的には弱気サインですが、調達コストが安定して株価を下支えする効果もあり、微妙です。
グリーンスパン時代には、上がらない長期金利を「謎」と呼んで、株式市場が好感する局面もありました。
景気回復のスピード感に関して、市場の見方が割れているのではないでしょうか。
日米の株式は、2月以降大きく差が付き、グラフのように10%ほど乖離が生じています。
昨年大きく日本に投資した海外勢の一部が資金を引き揚げたことが主因でしょうが、個人の懐具合も余り良くないようで、NISAで好まれそうな小型高配当銘柄にも元気の無さが目立ちます。
振り返ってみると、配当取りの動きなどでもう少し堅調な相場をイメージしていた3月でしたが、消費増税を意識したのか小売り系の銘柄なども弱く、むしろ権利落ちしてから少し反発するなど、背景にある需給の悪さが懸念されます。
今の水準では流石に割安と言える部分があるので、日本株にも一定の自律反発があっておかしくはない局面ではないかと感じられます。































































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