シカゴ筋ポジションの確認(3/4)時点
(3月4日) (2月25日) (増減)
カナダドル ▲61096 ▲58591 ▲2505
スイスフラン 2168 358 +1810
ポンド 29605 28802 +803
円 ▲79709 ▲85090 +5381
ユーロ 23452 13900 +9552
NZドル 13432 10982 +2450
豪ドル ▲41108 ▲38991 ▲2117
為替市場は先月初めからドル売りトレンドにあり、今回もドルショートの傾向が続いています。
特にここ数日の「ドル売りユーロ買い」の勢いは凄まじく、あれよあれよという間に、ユーロ円は140円から143円台になりました。
最近のユーロとドルの関係は、金利との相関性も薄く、何がキーなのか良く分かりませんが、ドル円も103円台となり、円<ドル<ユーロの力関係が成立。
これは、円キャリー取引の全盛期など典型的なリスクオンマインドの時に現れるパターンなので、株高とも合わせて投資家の背中を押す環境にはなっているようです。
ドル円はウクライナショックでも101円を切らない底堅さが証明されたため、現状の日本の貿易赤字が続く限り、比較的安心して買えるとの心理が大勢に見えます。
また2月雇用統計は+17.5万人と良い数字だったので、当面は米国金利が大きく下がる可能性が少なくなり、ドル円が堅調で、少し日本株が買われ、それでまたドル円が少し上がるといった展開がメインシナリオかと想定しますが、あまり夢のあるストーリーではないので、持続性は疑わしいと感じています。
3/末に向けて上がってくれるなら、少しポジションを軽くして新年度を迎えたいところです。
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