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March 31, 2014

米国市場で割安を探す

NY市場は高値警戒感から上値を追いにくくなっており、高いものを売って出遅れに乗り換えるような動きが主流になっているように見えます。
NASDAQ(PER23倍)がDOW(PER16倍)よりも調整が大きいのも、その流れで捉えるなら自然に思えます。

バロンズの3/17号が、PERとPBRから見た割安銘柄を記事にしています。
その内、PERから見た割安候補は以下の15銘柄ですので、ざっと眺めてみたいと思います。(2週間程度のタイムラグがあるので、現在の株価にはご注意ください)

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March 30, 2014

取り残される年収300万円層

企業が無償で国家に奉仕する源泉徴収と年末調整。
それが徹底する日本。
国税庁が毎年公表する「民間給与の実態調査結果」は、信頼性が高いと思われます。

その中から、1年以上勤務する男性勤務者(含む非正規)を給与階層別にグラフにしてみます。(女性と短期勤務者を含めるとパートの方が多く入ってきて数字が歪む)

比較時期は、まだバブル前の昭和57年と、最新の平成24年。
1982年と2012年の30年間の変化を見ることになります。

なお母数は、昭和57年が2240万人で、平成24年が2720万人と大きく増加。
500万人も増えているのは、サラリーマン化や「法人成り」が更に進行したことと、高齢になっても働く人が増えたからではないかと思われます。

Photo

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March 29, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(3/25)時点

        (3月25日)  (3月18日) (増減)
カナダドル   ▲33215   ▲69805 +36590
スイスフラン   14819    15116  ▲297
ポンド       29724    25536  +4188
円        ▲68887   ▲61099 ▲7788
ユーロ       39634    52991 ▲13357
NZドル      18213    15751  +2462
豪ドル      ▲20527  ▲24463  +3936

前の週は、ウクライナが大変!ということでポジションの解消が進みましたが、この週は、クリミアがロシアに行くだけなら影響は軽微かと、円売りやオセアニア通貨買いが恐る恐る再開しているような様子です。

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J-REIT指数の確認(3/28時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1445→1467と上昇。
小刻みに、上がったり下がったりの繰り返しです。

今週は、3月決算銘柄の配当(分配金)落ちがありました。
銘柄は5つ。

まずは時価総額6100億円と、大型のJRE。
権利最終日26日が508千円で金曜が518千円と楽勝。

この間、POローンチしましたが、希薄化率約5%で、9月期の分配金は7580円→7600円と小幅アップ。

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March 27, 2014

「Candy Crash」のKING.comがIPO

Candy_crush_saga1総ダウンロード数が5億回。

アメリカ国民の二人に一人はプレイしたとも言われる大ヒットスマホゲーム「キャンディ・クラッシュ」を開発・販売する「キング・デジタル・エンターテインメント」が26日、ニューヨーク証券取引所に上場。

公募価格22.5$に対して終値19$と、15%も下落する不調なスタートとなりました。

提供するゲーム数は180本以上ですが、収入の4分の3はキャンディー・クラッシュが占めることが将来性に疑問を生じさせた、といった解説がされています。

時価総額は、約4200億円。
ちなみにガンホーは6400億円です。

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March 25, 2014

家計金融資産は1645兆円

日銀が今日発表した資金循環統計(速報)によると、家計が保有する金融資産の残高は、昨年12月末時点で前年比6.0%増の1645兆円。

数年前までは1500兆円で頭打ち傾向であったと記憶していますが、株価上昇と円安による外貨建て資産の評価益等により、1割ほど増えたものと理解されます。

但し、これを全て海外(ドルベース)で使おうとすると、円の価値が2割ほど落ちているので、実質購買力では1割ほど減少しています。

我々の金融資産は、株式や外貨資産が少ないため「円安に弱く」、これだけの好環境でも実際には目減りしているという見方も成り立ちます。

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March 23, 2014

トルコ情勢の確認

私のシナリオでは、2020年五輪はイスタンブール開催。
良好な日土関係をベースに、日本は更にイスラム社会への経済進出を進めていくはずでしたが、エルドアン首相の傲慢なイスラム傾斜によって完全に狂ってしまいました。

8月の大統領選挙に先立つ今月30日の地方選挙では、与党AKPの大敗が予想されています。

最近のエルドアン首相の政策は、独裁者の最後に共通する末期的な様相を見せています。

・警察、検察の大粛正
汚職疑惑の追求を避けるため、捜査当局に人事権を用いて介入するという、先進法治国家では到底考えられない事態です。

・ツイッターの禁止
息子に「金を隠せ」と電話した音声がツイッターに投稿されたのが原因です。
エジプトのムバラク政権もツイッターを遮断しましたが、まもなく政権は倒れました。

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シカゴ筋ポジションの確認(3/18)時点

         (3月18日) (3月11日) (増減)
カナダドル   ▲69805   ▲52191 ▲17614
スイスフラン   15116     8957  +6159
ポンド       25536    21999  +3337
円        ▲61099   ▲99356 +38257
ユーロ       52991    36385  +16606
NZドル      15751    36385  ▲20634
豪ドル     ▲24463    ▲40850 +16387

クリミアの住民投票(16日)後の政治的緊張を警戒し、ポジションの巻き戻しが進みました。
特に円は、4割近くも円ショートポジションが減少。

しかしながらドル円は今年の安値を更新するところまでは行かず、今回も101円をキープ。
対円でのドルの値持ちが良いことが再確認されました。

ちなみに、もっと大きなリスクオフイベントが発生して円売りポジションが全部巻き戻されると、ドル円97円くらいが想定されると思います。

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March 22, 2014

J-REIT指数の確認(3/20時点)

Gcexe今週は4日間でしたが、J-REIT指数は1458→1445と0.9%下落。
一方、日経平均は0.7%、TOPIXは1.6%下落。

日経平均は意外と下げ渋ったものの、IPOの日立マクセルやジャパンディスプレイが公募割れしたこと等もあり、個人の心理としては、指数以上に下がったと感じた人も多かったのではないでしょうか。

一部の銘柄で、個人の見切り売りが結構強いように思われました。

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March 18, 2014

書評「日本人が知らなかった中東の謎」

51pag7xuqtl_sl500_aa300_「日本人が知らなかった中東の謎」の著者である佐々木良昭氏は、ブログ「中東TODAY」の主宰者でもあります。

本書は、中東・イスラム教に関する入門書です。
同様の書籍が巷に溢れている中で、敢えて本書を選ぶ理由があるのかというと、あるように感じられました。

第一に、出版が今年の2月と新しいので、かなり最近の情勢を踏まえた記載がなされています。
例えば、昨年夏のエジプトの軍事クーデターについても、ムスリム同胞団の実態について現実的な視点で解説されており、その後の展開も概ね著者の読み通りに進行しているような気がします。

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March 17, 2014

確定申告書を提出

払うのに早くしても仕方が無いと後回しにしていたため、期限ギリギリの今日、郵送で出しました。

株式譲渡益が1616万円、FXが181万円で、合計1797万円。
この他に配当所得が30万円ほど。

特定口座は使わないので、来月に振替納税で支払う所得税は、140万円相当。(これに復興特別所得税が税額の2%で、約3万円)

6月以降、住民税が60万円弱くらい来るはずです。

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書評「鉄屑ロマン」

1102994317「鉄屑ロマン」は、2010年にマイナーな世界文化社から出版され、2年ほど前には著者の増井氏が「カンブリア宮殿」で取り上げられていました。

株式投資をしている人は、電炉や東京製鐵について予備知識がある人が多いと思いますが、要するに鉄のリサイクルのお話です。

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March 15, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(3/11)時点)

        (3月11日) (3月4日) (増減)
カナダドル  ▲52191   ▲61096 +8905
スイスフラン  8957     2168   +6789
ポンド     21999     29605  ▲7606
円       ▲99356   ▲79709 ▲19647
ユーロ      36385    23452  +12933
NZドル     14449    13432  +1017
豪ドル    ▲40850   ▲41108  +258

円ショートが大きく増加。
現実の為替市場ではドル円が101円から103円台にまで上昇したものの、そこから数日で元の木阿弥。
短期的なリスクオンポジションの逃げ足が速いことが証明されました。

先週時点では日本株も、もう少し底堅い展開を予想していましたが、月曜日が冴えなかったので一部売却して静観。

日本株の上昇期待が殆ど消えた今、暴落を拾うくらいしか楽しみが残っていませんが、そこまで安くもありません。

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J-REIT指数の確認(3/14時点)

Gcexe今週は、1496→1458と、2.5%の下げ。
日経平均は6.2%も下落しているので、大分マシ。
ちなみに東証業種別指数の不動産業は、週間で約8%の下げとなっています。

かつてJ-REITは、不動産株と全く同じ動きをしていた時期もありましたが、「同じようには動かない」という理由だけで、その資産をポートフォリオに組み入れる人もいます。

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March 12, 2014

中国の不思議な輸入増(2)

Photo中国を代表するコモディティ銘柄、江西銅業のチャートです。
今日も2.5%安となり、1ヶ月で2割ほど下げました。

なぜ銅を輸入すると、金融資産運用になるのか。

まずは輸入する銅を担保として銀行からL/C(Letter of credit:銀行の支払保証)を取り、輸入代金分のドル建て融資を受けます。

銅が手に入ったら売却し、理財商品等を購入。
ドルの金利より人民元の金利は高いので、いわばドルキャリートレードです。

上手くリターンが確定したら、ドルの借金を返済して終わり。

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March 11, 2014

中国の不思議な輸入増

2月の中国の輸出が前年同月比18.1%減少したことは、株式市場の心理を冷やす材料になっていますが、一方で輸入は前年比10%増でした。

先行きが良いとは到底思えないのに、なぜ原材料であるコモディティを多く確保する必要があるのか不思議です。

ロイターの「China Feb commodity imports rise despite weak underlying demand」によれば、資金調達上の理由など一時的なものだろうと解説されています。

特に銅に関しては、中国で借り入れの担保に使われることが一般的であり、理財商品の保証用としても利用されているので、実需とは別の理由による在庫確保といった面があるようです。

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March 08, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(3/4)時点

        (3月4日) (2月25日) (増減)
カナダドル  ▲61096   ▲58591 ▲2505
スイスフラン  2168     358   +1810
ポンド     29605    28802   +803
円       ▲79709  ▲85090  +5381
ユーロ     23452    13900  +9552
NZドル    13432    10982   +2450
豪ドル    ▲41108   ▲38991 ▲2117

為替市場は先月初めからドル売りトレンドにあり、今回もドルショートの傾向が続いています。
特にここ数日の「ドル売りユーロ買い」の勢いは凄まじく、あれよあれよという間に、ユーロ円は140円から143円台になりました。

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March 07, 2014

J-REIT指数の確認(3/7時点)

Gcexe今週は、1505→1496と若干の下落。
ドル円が102円とすれば、J-REITは指数1500執着相場の様相でしょうか。

今週はPOのローンチが3つ。
オリックス、大和ハウスリート、NBF。

発行口数ベースでの希薄化率は、それぞれ16%、20%、2%。
ローンチ日と今日の投資口価格を比べてみると、それぞれ▲0.5%、▲0.4%、+0.7%。
J-REIT指数自体が少し下がっていますから、どれもPOの影響なしです。

まあ今時、POで暴落させる芸の無い運用会社は、「野村」くらいしか残っていないと考えて大丈夫そうです。

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March 06, 2014

短期リバウンド相場となるか

本日(3/6)の日経平均は、+237円と大幅上昇。

ここ1ヶ月ほど、大幅上昇は次の大幅下落の準備、という印象が強かったのですが、ミニ新興国ショック相場から1ヶ月あまりが過ぎ、少し空気が変わって来た気もします。

株価は為替次第。
これまで固定相場(?)かと思うほど102円に執着していたドル円。

Longchartusdjpy1dウクライナショックでも101円を割れなかったことで下値が底堅いことが確認され、それならばと、上をトライしています。

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March 05, 2014

プーチンのシナリオの検証

プーチンはウクライナにおける政変について、「憲法に反するクーデターが起きた」と批判しています。

「ウクライナ憲法」の105条と111条を見ると、プーチンの言うとおり、今回の大統領罷免手続きは違憲の疑いが濃厚です。

金のないウクライナは贅沢が言えません。
ロシアからガスを安く貰うのは良くて、金銭支援が駄目というなら、議会で堂々と(前)大統領を追及すべきでした。

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March 03, 2014

クリミアはロシアの核心的利益

プーチンのメッセージは、そういうことでしょう。

中国のように、欲しいものは何でも核心的利益と乱発するのに比べれば、まだ理解できます。

ロシアの軍事的行動が、この地域に限定されるのであれば、欧米は実効性ある制裁措置を取れないように思います。
逆にロシアも、軽々に軍事行動の範囲を広げると、利益を損なう羽目になりそうです。

Crimean_khanate_1600クリミア地域に関して、歴史の「おさらい」をしてみました。

15世紀中頃、クリミアにはモンゴル系タタール人の国家、クリミア・ハン国が成立。
建国したのは、チンギス・ハーン後裔の王族、ハージー・ギレイです。

クリミア・ハンはイスラム教国家ですから、オスマン・トルコとは友好関係(=保護下)にありましたが、当然ながらロシア正教とは仲が悪く、度々モスクワまで遠征して火を放ちました。特に1571年のモスクワ大火が有名です。

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March 01, 2014

Mt.Goxの個人情報は危ない

これまでの経緯を見ていても、Mt.Goxの情報開示は"小出し小出し"であり、正確性に信用がおけません。

「キャッシュ」を殆ど盗まれる程度のセキュリティですから、その他の情報も根こそぎ持って行かれたに違いありません。

同社では口座開設時に、運転免許証など本人確認書類を要求しています。

犯人はかなり腕の立つ奴でしょうし、金融機関のPWと同じものを使っているようなケースでは即刻変更が必要だと思われますが、報道を見ていると、そうした重要な警告を発する余裕も同社には無さそうに見えます。

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シカゴ筋ポジションの確認(2/25)時点

       (2月25日) (2月18日)  (増減)
カナダドル  ▲58951  ▲65000  +6049  
スイスフラン 358    ▲2828    +3186
ポンド    28802     22323   +6479
円      ▲85090   ▲79784  ▲5306 
ユーロ    13900    8599    +5301 
NZドル   10982     8906    +2076
豪ドル   ▲38991   ▲44398   +5407

ドルが売られやすい傾向は続いていて、ユーロドルは1.38の高値圏です。
ドル円も、やや円高方向に振れて102円割れ。

リスクオフになるほどテーパリングスピードのスローダウンもあるかもしれないから、金利上昇は穏やか。
それならドルは安く、米国株は上がりやすいといったような気分でしょうか。

年初来の株価は、DOWが▲1.5%、日経平均▲9%、 ドイツ(DAX)は+1.5%。

昨年は見捨てられていた日本ポジションの復活年でしたが、今年は欧州>日本のリバランスが進んでいるのが足下の実態のようです。

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