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March 11, 2014

中国の不思議な輸入増

2月の中国の輸出が前年同月比18.1%減少したことは、株式市場の心理を冷やす材料になっていますが、一方で輸入は前年比10%増でした。

先行きが良いとは到底思えないのに、なぜ原材料であるコモディティを多く確保する必要があるのか不思議です。

ロイターの「China Feb commodity imports rise despite weak underlying demand」によれば、資金調達上の理由など一時的なものだろうと解説されています。

特に銅に関しては、中国で借り入れの担保に使われることが一般的であり、理財商品の保証用としても利用されているので、実需とは別の理由による在庫確保といった面があるようです。

その銅価格が大きく下がっています。

Photoチャートを見ると、確かに急落。

銅相場の急激な下落は、7日に太陽光発電装置メーカー「上海超日太陽能科技」の社債が中国本土で初めてのデフォルトとなったことがきっかけとされており、世界の銅の40%を消費すると言われる中国と銅価格は連動する、というのが相場の見立てのようです。

担保のつもりで銅を多く抱え込んだ中国企業は、価格の値下がりで更にピンチということになるのでしょうか?

折しも今日、中国銀行前頭取が「理財商品、デフォルト容認を」と発言したことが報じられています。

いずれはやるべき事なので、基本的には歓迎すべき方向にはなるでしょうが、何しろ情報開示が限定的で統計が信じられない国なので、その衝撃のレベルについてはサッパリ見当が付きません。

市場は、悪いニュースよりも、不透明な事象を嫌います。

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