シカゴ筋ポジションの確認(4/22時点)
(4月22日) (4月15日) (増減)
カナダドル ▲35455 ▲35426 ▲29
スイスフラン 14023 14066 ▲43
ポンド 47800 50598 ▲2798
円 ▲67243 ▲68716 +1473
ユーロ 25774 27688 ▲1914
NZドル 20175 19847 +328
豪ドル 16370 8097 +8273
最近では、最も動きが少ない週と言えそうです。
豪ドルの買いが増えているのが目を引く程度ですが、この後CPIが低くて売られているので、現時点では大分減っているはずです。
依然としてウクライナ情勢が心理的な重しになっていますが、事態は「睨み合い」といった様相。
市場の方も、それを受けて(?)睨み合い模様となって膠着。
金曜日、DOWは▲140$でしたが、週間では小幅な下げです。
ウクライナ大統領選挙まで約1ヶ月。
元ボクサーで主要野党ウダルの党首を務めるビタリ・クリチコ氏が立候補を取り下げ、製菓会社を経営するポロシェンコ氏の支持に回ったことで、「チョコレート王」ボロシェンコ氏の優勢が伝えられていますが、東部ドネツクでは連邦制導入のため独自の住民投票を計画しているとの報道もあり、仮に新大統領が選出されても、どこまで権威を持ち得るのか懸念も広がっています。
ドイツのメルケル首相が、プーチンと電話会談しましたが、結果は不調だったようで、G7とEUは追加制裁で合意しました。
「あんた、武装解除しろって、ちゃんと指示出しなさいよ」
「ああ、それはちょっとニェットだねえ、おばさん。ジュネーブで合意したのは、そういう意味じゃあ、ないと思うよ」
「だったらどういう意味なのよ」
といった感じだったのでしょうが、事態の収拾への道は先週よりも遠ざかり、不透明さが増しました。
ウクライナを誰がコントロール出来るのか、次第に分からない状態になっていくことを市場は恐れています。
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